小児科ではどんなことをするの?
当院の小児科では小児科専門医・認定小児科指導医として、発熱をはじめ、咳、腹痛、嘔吐、下痢などの小児科診療全般を行っております。
小児科医は子どもの体のスペシャリストです。
- 目が赤いけど、どうしたらいいの?
- 耳を痛がるけど、どこに行けばいいの?
- おむつかぶれがひどいけど、どうしたらいいの?
眼、耳、皮膚などのトラブルでも、まずはご相談ください。
子どもの体調不良で悩んだ時には、当院で対応いたします。
他科での対応が必要な時には、適切な病院を紹介しますので、ご安心ください。
目の前の患者さんにとって適切な医療を受けられる場所を紹介するのも、かかりつけ医の大切な役割です。
また、アレルギーのことや、育児の不安などについても気になることがありましたら一度ご相談ください。
ママの不安を解消することも、小児科医の大切な役割です。
当院小児科の特色
小児科診療全般を行っておりますが、特に次のようなことに力を入れています。
- 風邪の時における吸入・吸引などの処置
内服だけではなく、処置を行うことで症状を緩和させ、入院を減らします - 乳児湿疹、小児湿疹、アトピー性皮膚炎などの皮膚ケア
皮膚は気候や環境により変化するので薬をもらうだけではありません - 便秘症(特に3日以上も出ないとき)
浣腸や内服だけでなく、希望者には管理栄養士による食事指導もあります - 乳児期における臍ヘルニアの圧迫療法
対応にはさまざまありますが、当院では放置しません
院内処方のため、長期の大量処方を行っておりません。
頻回にみせに来てくれる方にお勧めです。
子どもたちはクリニックに慣れてくれると、ひどくなった時でも嫌がりません。
- こんな軽い時に受診してもよいのだろうか
- 今熱が出たばかりだけど行ってもいいだろうか
- まだ薬が余っているけど熱が続いているから心配
- まだひどくないけど夜になると救急になっちゃうから今のうちに診ておいて欲しい
そういう時こそ受診をお勧めしています。
こまめに来てもらうとこちらも変化に気が付きやすいです。
こんなに毎日行ってもいいのかな?と不安に感じるかもしれません。
もちろん大丈夫です。
ささいなことだからといって、受診をためらう必要はありません。
ママはお子さんの一番の理解者であり、ママの感じるお子さんの変化は、受診が必要な病態であることも多いです。
そして、ママの不安を解消し、笑顔にすることは、お子さんにとって一番の治療になります。
困ったことをそのままにせず、お気軽にご相談ください。
お子さんにとってのベストを一緒に考えていきましょう。
子育ての不安は誰に相談したらいい?
子どもが健やかに成長していくのは、親としてこんなに嬉しいことはありません。
- 初めて寝返りを打った日。
- 離乳食を喜んで食べてくれた時。
- 初めて掴まり立ちをした日。
一日がとても大切で尊い時間に感じます。
子どもが熱を出して真っ赤な顔をして寝込んでいるときは居ても立っても居られない気持ちになります。
いつもは元気だからこそ、ぐったりしていると、このままでいいのか、不安になると思います。
また、大切な我が子だからこそ、悩んでしまうこともあります。
- 離乳食を食べてくれないけど、大丈夫?
- 好き嫌いが多いけど、このままでいいのだろうか?
- ほかの子に比べて、言葉が少ない気がする、、、。
考えれば考えるほど、不安になってしまいます。
そんなときには、誰かに相談したくなります。
相談相手は、
旦那様であったり、
親だったり、
ママ友だったり、
学校の先生だったり、様々です。
しかし、近しい相手だからこそ、相談しにくいこともあるかと思います。
ささいな悩みだと感じて、相談をためらう場合もあるかもしれません。
また、悩みの内容によっては、誰に相談したらよいか、わからないこともあります。
そんな場合、小児科医に相談するのもいいと思います。
病気の症状以外で小児科の先生に相談するのは何だか気がひける、という方もいらっしゃいます。
小児科医師の多くは子どもが大好きで、その情熱で医師を目指した人が多いです。
子どもが健やかに成長することは、小児科医にとって何よりの喜びです。
なにか持病があったとしても、しっかりコントロールすることで、その子らしく生きることが可能です。
お子さんが心も体も健やかに成長できるよう、サポートをします。
そして、大きくなったら自分で持病をコントロールして、やりたいことが思いっきりできるよう、お手伝いします。
当院では、カウンセラーでもある内科医と小児科医が連携して、お母さんとお子さんがともに健やかに過ごせるよう、対応しています。(現在カウンセリングは中止しています)
小児科医と内科医とで情報共有し、話し合い、それぞれの立場から意見を出し合い、悩みを解放するにはどうしたらいいのか、一緒に考えています。
お子さんにとって、ママが元気でいることが、何よりの幸せです。
ママが悩みから解放され、イキイキすることで、お子さんが元気になることもあります。
ママもお子さんも、ともにハッピーになれるお手伝いをします。
子どもの病気っておとなと同じなの?
「子どもは大人のミニチュアではない」という言葉がありますが、子どもはおとなを小さくした存在ではなく、その病気の特性も大人とは異なります。
また、大人と違って成長していく段階でかかる病気の性質も変わってきます。
小児科診療では、子どもの成長段階から見守るかかりつけ医の存在がとても大切です。
子どもの病気で多いのは上気道炎、気管支炎、肺炎などの呼吸器疾患、胃腸炎などの消化器系疾患、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、などの皮膚疾患、気管支喘息、食物アレルギーなどのアレルギー疾患、麻しん(はしか)、風しん、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、インフルエンザ、感染性胃腸炎(ロタウィルス・ノロウィルス)、溶連菌感染症、などの感染症などがありますが、適切な診断と治療で症状は改善できます。
専門的な知識と経験に基づき、お子さんにとって適切な医療を提供しています。
子どもは臓器がまだ未熟であるため、大人とはまた異なる対応が必要です。
漢方治療で体質改善を行う場合も、何かを補うのではなく、その子がもっている本来のチカラを引き出すように処方をします。
当院では小児科医と漢方に精通した内科医とが連携して、目の前のお子さんにとって適切な医療を提供しています。
西洋医学よりも、東洋医学の方が好ましい場合には、小児科医で全身管理を行いつつ、内科医が漢方調整を行い、お子さんがトータルで元気になれるよう、取り組んでいます。
当院では、お子さんが成長して、大人になっても、小児科から内科への連携もスムーズに行えます。
子どもも大人もずっとサポートできる、ファミリークリニックを目指しています。
体調不良の根本にある生活習慣の見直しも積極的に行い、お子さんが大きくなった時に元気でいられるよう、サポートしています。